センター紹介

透析システム

神戸ほくと病院透析センター配管系統図
  • 機多用途透析用監視 装置DCS-200Si シリーズ器A

    多用途透析用監視 装置DCS-200Si

    治療中の血液回路や透析液排水から、血圧コントロールや透析量確保のための有用な情報が得ることが出来るため、多彩なモニタリング機能で得られたデータを除水速度や血液量のコントロールに活かせます。また、透析量モニターが標準搭載されていて、透析効率をリアルタイムに確認することができます。

  • 多人数用透析液供給装置DAB-50Si

    多人数用透析液供給装置DAB-50Si

    連続希釈方式により高い希釈精度と容易な濃度調整を両立します。
    また、消費量に応じた透析液調製により、常に新鮮な透析液を供給します。
    省力化を実現する装置間連携によってDAB-Siの画面から、DAD-70Siのウィークリータイマーの設定・変更ができます。

  • 全自動溶解装置 DAD-70Si

    全自動溶解装置 DAD-70Si

    密閉回路内で薬剤を溶解することに薬剤、開封時の粉の飛散や外気に触れることで発生する交差汚染を防ぎ、透析液原液をクリーンな状態で作製します。
    透析液原液作製の全工程を自動化することにより、薬剤ボトルをセットするだけで、ボトルの取込みから給水・ボトル開封・溶解・ボトル排出・洗浄消毒までをすべて自動で行います。Si連携により、透析用剤溶解量の自動制御ができるようになりました。
    DAD-70SiがDAB-Siから受信する透析用剤溶解量の情報はDCS-200Siに設定された透析条件を基にDAB-Siで自動算出され、透析治療中の条件変更にも対応します。

  • 多人数用MSRシリーズ

    多人数用MS’Rシリーズ

    特徴として、新RO水分配機構の採用によって、RO水戻りによる原水希釈で更なる清浄化の実現が可能ととなりました。さらに、RO水タンク以降の熱水消毒が標準装備されています。また、 Jモニターの警報アラーム機能によって予め登録したメールアドレスに警報内容が自動送信され、リアルタイムで警報内容が確認出来るため透析遅延の減少に繋がっています。

その他透析設備

エンドトキシン測定装置:トキシノメーターミニ 透析におけるエンドトキシン測定は、透析治療の安全性を確保するために重要です。エンドトキシンが透析液中に存在すると、患者に対して健康リスクを引き起こす可能性があるため、エンドトキシンが特定の基準値以下になることが確認されるまで透析セッションを開始しないようにすることが一般的です。また、透析機器や透析液の品質管理を徹底することで、患者の安全性をより確実に保つことができます。
インキュベーター:IC-150MA 透析用希釈水の細菌汚染は、透析患者に対して発熱や透析治療間における様々な悪影響の原因となるため、 透析液の品質を決定する重要な要件となっています。 そのため、当院の設備に適した管理を実施することで安全かつ清潔な透析液を供給し、安定した透析医療を提供することを目的とし透析液の清浄度を評価するために生菌測定を行います。ターゲットとしている菌は『従属栄養細菌』と呼ばれる生菌です。 37mmクオリティーモニターにて濾過後、M-TGE液体培地にてインキュベーターのもと温度管理下(17℃~23℃)で7日間培養し清浄度の評価を行っています。
シリンジポンプ:SP-505 5台 シリンジポンプは、透析セッション中に正確な薬剤の投与や液体の調整が必要な場面で重要な役割を果たします。これにより、患者の安全性や治療効果を向上させることができます。また、シリンジポンプは使いやすく、精密な注入が可能なため、透析スタッフにとっても貴重なツールとなっています。
輸液ポンプ:OT-707 3台 透析における輸液ポンプは、透析セッション中に患者に対して補液を正確かつ一定の速度で注入するために使用されるポンプです。輸液ポンプは、患者の体液バランスを調整し、必要な水分や栄養素を供給するために重要な役割を果たします。
電解質分析装置:EX-D 透析における電解質分析装置は、透析患者の血液中の電解質濃度を測定するための装置です。電解質は、身体の正常な機能に欠かせない重要なミネラルやイオンのことであり、血液中の適切なバランスが重要です。透析患者は通常、腎臓の機能が制限されているため、血液中の電解質濃度を適切に調整することが困難な場合があります。そのため、透析セッション中に血液中の電解質濃度を監視し、必要に応じて補正する必要があります。
多項目モニターバイタルセンサー:
ダイナスコープ7000シリーズ
多項目モニターバイタルセンサーは、患者の健康状態に関する重要なデータを提供し、透析スタッフが適切な対応を行い、治療の最適化に役立ちます。患者の体調が異常になったり、透析中の問題が発生した場合には、早期に気づくことができるため、治療の安全性と有効性を向上させる重要な装置となっています。
酸素及び吸引:中央配管方式 透析における酸素及び吸引システムは、透析セッション中に患者の呼吸に関連する問題や緊急時の対応に使用される装置です。透析患者は、透析中に体液バランスや電解質バランスの変動が生じる可能性があるため、酸素供給や吸引処置が必要な場合があります。
AED:HEARTS START(PHILIPS社製) AED(Automated External Defibrillator)は、自動体外式除細動器の略称であり、心室細動や心室頻拍(心室性不整脈)といった特定の心臓の異常リズムを治療するための携帯型の電気除細動装置です。心室細動や心室頻拍は心臓の異常な電気信号によって引き起こされる状態で、これらの異常が放置されると心室細動が起こり、突然死の原因となることがあります。
救急カート配置 救急カートは、透析患者の緊急事態に対応し、早急な治療や救命処置を行うために重要な役割を果たします。透析セッション中に何らかの医療的な緊急事態が生じた場合、救急カートを迅速に用いて適切な処置を行うことで、患者の安全性を確保し、健康リスクを最小限に抑えることができます。

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