コラム

透析センターでの中学生職業体験        ~トライやるウィーク~

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トライやるウィークとは

トライやるウィークとは、学校、家庭、地域が連携し、『心の教育』の充実、『生きる力』の育成を目指し、平成10年度から実施されている兵庫県独自の取り組みです。

はじめに

神戸ほくと病院では毎年トライやるウイークの生徒を受け入れていましたが、

コロナの影響もあり今回は4年ぶりの受け入れとなりました。

9月14日(木)は透析センター担当のトライやるウィークの日でした。

女子中学生2名が体験に来ていただきました。

初めに透析センターが患者さまの生命に与える役割や透析センターの概要を

説明するなどのオリエンテーションを実施しました。

体験記

その後、実際に透析患者の看護体験として車いすを用いての送迎をはじめ

透析ベットでの疑似看護体験、人工血管モデルを用いた穿刺など

普段体験することのできない経験をしていただきました。

中学生たちは真剣な表情で取り組み、熱心にメモを取る姿も見受けられました。

結びに

透析センターでの職業体験を通じて、普段触れることのない血液透析に関する知識や

実際の業務体験を通じて、医療従事者の仕事を知ってもらえたことだけでなく、

患者さまの気持ちに寄り添うことを学んでいただけたと感じています。

今回の職業体験を通じて、医療に関する新たな視点や経験を提供することができたと

考えていますし、医療の世界に興味を持つきっかけになったのではないか?と思います。

今回参加いただいた中学生の方と将来一緒に医療現場で働くことができたら・・・。

と考えています。

お気軽にご相談ください

ご家族の方やご本人様にとって、人工透析が必要となると、心身ともに大変な負担がかかります。
お電話やお問い合わせで、私たちがサポートできることがあれば、遠慮なくお知らせください。
少しでもご負担を軽減できるよう、全力でサポートいたします。